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<知って得する話し> 〜糖尿病連携手帳を活用しよう〜


 「糖尿病連携手帳」は、平成22年7月糖尿病診断基準が新しくなったことを契機に、日本糖尿病協会が「自己管理ツール」として、また施設を超えた医療チームでやりとりができる 「連絡ツール」として、従来からあった「糖尿病健康手帳」及び「糖尿病眼手帳」を改定し作成したものです。現在、医療機関などで無償配布しています。
 前半の内容は、代表的な合併症である「網膜症」「神経障害」「腎症」「動脈硬化」「歯周病」の概要と予防ポイント、また日本糖尿病学会が推奨する血糖コントロール指標(図)、血液や尿の検査基準値と網膜症・腎症の進行ステージなどがコンパクトにまとめられており、知っていただきたい大切な情報ばかりです。
 後半は、毎回の検査結果や医療スタッフが実施した指導内容、治療方針、管理目標などを記入するようになっています。毎回の検査結果を記入するページには、眼底検査や歯周病検査、合併症検査の結果も見開きで記入できるようになっていて、『良好な血糖管理が合併症抑制につながる』ことを意識できる工夫がなされています。検査結果はおおむね2年間の記録ができます。毎回の検査結果は、クリニックへご持参していただいても良いですし、ご自分で分かる範囲を記入していただいても構いません。エコーや合併症検査記入欄は検査時や検査後にご持参下さればこちらで記入します。眼底検査や歯周病検査欄は、「連絡ツール」として眼科や歯科受診時に記入して貰って下さい。他科の合併症進行状況は内科治療を進めるうえでも大変有用な情報になります。基本情報のページにある診断や合併症、食事量や蛋白・塩分制限の有無などの空欄はどんどん医師や看護師に質問して埋めましょう。糖尿病療養の中心は患者さま自身です。非常に小さな手帳ですが「自己管理ツール」として読んだり、書いたり、眺めたりすることで、自分が今どのような状況にあるのかを知り、よりよいコントロールへ繋げるきっかけになればよいと思います。3月の東日本大震災では食事や運動もままならず、薬を失い、治療状況が分からない状態でした。自分で持ち歩けるカルテとしてお薬手帳と共に身近においておくことが重要です。まだお持ちでない患者さまは待合室に設置していますので是非ご活用ください。               

 (看護師・糖尿病療養指導士 伊藤)


<リハビリ通信>〜干渉派治療器(SSP)について〜

 これから気温が下がるにつれ身体が冷えやすくなります。身体が冷えると血管が収縮し血流が悪くなります。血流が悪くなると筋肉が硬くなります。今回、この硬くなった筋肉を深部からほぐす効果があると考えられる干渉波治療器(以下SSP)についてご紹介します。
 SSPでは患部を流れる低周波電流が筋肉をほぐす効果を発揮します。しかし、低周波電流を身体に直接流すと皮膚表面の神経を刺激し、痛みや不快感が発生します。そこでこれらを和らげるために、患部をはさみクロスするように配置された2対以上の電極に、刺激の少ない中周波電流(1000Hz〜10000Hz)を流します。各対の電流の周波数には常に差を設けてあり、その差によって低周波電流(1Hz〜1000Hz)が発生します(2種類以上の中周波電流の干渉により発生するため<干渉波>と呼ばれます)。同一姿勢(立ちっぱなし、座りっぱなし)により深部の筋肉が凝り固まって生じる慢性的な肩こり、腰痛などが適応になります。また変形性膝関節症、変形性股関節症、五十肩などによる痛みの緩和にも有効です。当院では痛みに効果のあるツボも考慮して電極を配置しており、ツボ刺激との相乗効果が期待できます。

(リハビリ 春ア)